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生きている限りは楽園なんて存在しない

こんばんは!

最近の私ですが

  • 依存していた競馬を辞め続けることができている
  • ブログの投稿を楽しみながら続けられている
  • 仕事内容・人間関係ともに充実してきている

とても良い状態に思えますが、それでも1日1日に注目するとまだまだ気持ちが落ち込むことはありますし、困難にぶつかることなんて日常茶飯事で起きています。

そんな生活をするなかで、一体いつになったら何もストレスを感じることのない、いわゆる楽園のような世界にたどり着けるのだろうか?と考えました。

その結果、楽園なんて存在しないのだと理解するようになったので本日はこちらのテーマで書いていきます。

楽園なんて存在しないと理解することで
今に集中するようになれた

人間の脳は楽な道を選ぼうとする

人間の脳は放っておくと楽な道を選ぼうとします。昔はより長く生き残るために、その方がエネルギーを消費せずに済んだからです。

本能のままに楽な道を選び続ける(短期的目線)

しかし現代においては幸いなことに豊富な食料に恵まれており、十分なエネルギーを取ることが可能なので、その脳の癖を変えていくことが必要だと感じました。

その瞬間だけに注目すると、楽な道を選ぶことで苦労をしている人よりも少ない負担で結果を出すことができるかもしれません。
しかしそれはあくまで短期的な目線であって、長期的に見たときにはどうでしょうか?苦労がない分、得られる経験値も少ないのです。

必要な苦労は自信のレベルアップになると信じて飛び込む(長期的目線)

いつもいつも楽な道を進んでいる人と、たくさん苦労をしながらも何度でも乗り越えている人とではあなたはどちらの人に魅力を感じますか?
後者だと思います。

短期的には楽をしたほうが良いかもしれませんが、長期的に見ると必要な苦労はしておいたほうが人間としての魅力が身に付きます。

そのような背景から楽園を求めない人生を歩もうと決めました。

そのときのレベルに応じた困難が現れる続ける

日常で頑張って自分自身のレベルを上げていけばいつかは楽園にたどり着くのではないかという思いを抱いたこともありました。
しかしそれは幻想で、実際にはレベルが上がったらそのときに応じた困難がいつになっても目の前に現れてきます。

全てにおいて完璧な人間なんて存在しません。それゆえどんな超人でも、生きていれば必ず躓くような出来事が起こります。
まずはそれを理解することで、必要以上に困難を避けることをしなくなります。

どんなに高いステージになってもそのときに応じた困難が現れるので、困難を避けるのではなく一つ一つ乗り越えていこうという思考になった

また、いつかは楽園にたどり着けると考えていると今と真剣に向き合うことができなくなります。いつまで経っても楽園のような世界が存在しないのだと考えると、今目の前に現れる困難に対して100%全力で対処するようになります。その結果、今のクオリティが上がりました。

困難を乗り越えることの快感

「困難」という言葉は多くの人にとってネガティブなイメージがあり、なるべく避けて生きていきたいという思い込みがあります。
しかし実際には困難を乗り越えた先には快感が待っています。逆に困難を避けた先に待っているのは自信の喪失です。

私自身もそうだったのですが、勝手な思い込みでチャンスを逃している人が多いと思います。
困難を避けるのには「失敗」という言葉に対する恐怖があると思います。「失敗」というと小さい頃から良くないことだと教えられてきて、誰しもが失敗のないようにしなければならないという風に刷り込まれてきました。

失敗は良くないと思い込みをして困難を避ける

しかし実際に人間として成長できるのは失敗をしたときです。皆さんも思い当たるフシがあるのではないでしょうか。
上手く行ったときはもちろん気分的には良いですが、失敗したときの悔しさが我々にモチベーションを与えてくれています。
プロ野球などでドラフト1位の選手よりも活躍したいというハングリー精神を持ったドラフト下位の選手が活躍をしているのも悔しさがあるからです。

失敗が我々にモチベーションを与えると理解し失敗を経験させてくれる困難に向かっていく

間違った先入観を取り払って、望み通りの人生を歩めるようにしていきましょう。

困難の先には快楽が待っていると理解し、困難に迷いなく飛び込めるようにしておく

もし仮に楽園があったとしたら?

もし仮に楽園というものが存在して、全く苦しいという思いを抱くことがなくなったとしましょう。想像してみてください。

何もしなくても全て自分の好きなように生きられる世界

一見幸せなように思えますが、実際に過ごしてみると数日で飽き足りてしまうことでしょう。

人が快楽を感じられるのは、快楽とは逆の瞬間があるからです。いつも快楽だとそれはやがて快楽だと感じることができなくなります。自由な時間が多すぎるとつまらなくなってきた経験はないでしょうか?そんな感じです。つまり、楽園にいるとその環境が普通となってしまいます。

さらに楽園では私達を成長させてくれる困難や失敗というものに出会えません。そんななかで自らのレベルを上げていくことはできません。敵を倒さないと経験値が得られないゲームでずっと敵が出ない最初の町に居続けたら、いつまで経ってもレベル1のままです。そう考えると楽園を目指そうという気持ちにはなりませんよね。

楽園を目指すのではなく、常に次のステージを追い求めて生きていく

まとめ

人は楽な道を選びたがりますが、実際には困難や苦しみにこそ長期的に見ると価値があるのだということをお伝えしてきました。

このことに気づいてからも、未だに私は本能的に短期的欲求である楽な道を求めてしまうことがあります。それほど人は楽な道を進んでいきたがるのです。厄介な本能ですね。

しかし逆に考えると、そんななかで一人だけ本能に逆らって苦しみに揉まれながら困難に立ち向かい失敗を重ねていけば、その先には他の人が得られない価値を得た自分がいることでしょう。読んでいただきありがとうございました。

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