こんばんは!
長い間競馬をやめていることでかなり精神的な余裕が出てきて、それとともに周囲の人たちともっと関わりたいという欲求が出てきました。
競馬をやめた直後はまず毎日を生きることに必死で、周囲との関わりを持とうという気持ちになれていませんでした。
これは確実に人生としては進歩している証拠なのですが、そうなったらそうなったでまた新たな壁にぶつかり始めました。
その課題とは『自分のエネルギーを必要以上に周囲に使ってしまう』ことです。
本日は最初に人間の欲求について考え、その後に今私が直面している課題とそれに対しての解決策をご紹介していきます。
同じようなことで悩んでいる方はぜひこの記事を最後まで読んで参考にしてみてください。
マズローの欲求五段階説
マズローの欲求五段階説というのをご存知でしょうか?
マズローという心理学者が提唱した『人間の欲求は5つの段階に分けられる』という内容の説です。以下の図をご覧ください。
人の欲求は上図のような5段階になっており、ピラミッドの上にいくほどより上位の欲求になっていきます。
- 生理的欲求
- 安全の欲求
- 所属と愛の欲求
- 承認の欲求
- 自己実現の欲求
1つ目の生理的欲求は『呼吸をしたい』『睡眠を取りたい』『空腹を満たしたい』など人間として生きていく上で最低限必要なものを求める欲求です。
2つ目の安全の欲求では『身の安全を確保したい』『安心して生活したい』など生きていくにしても安全安心な生活をすることを求める欲求です。
3つ目の所属と愛の欲求では『グループに属していたい』『仲間といたい』といった人間関係を求める欲求です。
4つ目の承認の欲求では『誰かに認められたい』『尊敬されたい』という人間関係の中でもさらに誰かの承認を求める欲求です。
5つ目の自己実現の欲求では『自分らしく生きたい』『大きなことを成し遂げたい』といった、自分らしく生きていくことを求める欲求です。
これらの欲求は基本的に、下位の欲求が満たされていないと上位の欲求を満たすことができません。
そのため例えば十分な睡眠を取れていない状態では、仲間と一緒に遊ぼうというような欲求が生まれません。
ギャンブルに負けて絶望していた頃の私はこのまま死んでもいいとさえ思うような状態でした。
それでも最低限の生きるだけの欲求は満たせていたので、1の生理的欲求を満たして2の安全の欲求をクリアできてなかった状態ですね。
それが今ではお金も貯まりギャンブルの恐怖も薄れてきて2の安全安心的な生活も満たされてきました。
そこで3の所属と愛の欲求における周囲との活動を求め始めたのだと思います。
ただ周囲との関わりを求めて人間関係に向き合うと、これはこれで解決すべき問題が色々と見えてきたのでお伝えします。
課題:周囲から受ける影響
人間関係を積極的にしていこうとして行動してみたなかで難しいと感じているのは周囲から受ける影響への向き合い方です。
これまでの私は、比較的近い距離感で人と接していました。
そのため自分や相手のプライベート空間にもどんどん入り込むような感じで、周囲から多くの影響を受けていました。
しかしあまりに近すぎたことで自分自身の軸が失われており、結果的には常に周囲のことを気にしながら生きる人生を送っていました。
もちろん周囲から好影響を受けることもありますが、時には悪影響を受けることもあります。
なんでもかんでも全てを取り入れてしまった結果、私は本当になにをやりたいのかということが見えなくなりました。
全てを自分に影響させてしまうと自分の軸を見失う
逆に影響を全く受けずに一人だけで生きていくというのも危険です。
自分だけの考えに固執してしまい視野が狭くなってしまうので、周囲からの良い影響すらも取り入れることが出来ません。
そのため、良い影響は取り入れ悪い影響は弾けるような距離感や接し方をしていくことが必要となります。
自分だけの世界に閉じこもると凝り固まった考え方になる
解決策:自分の信念に従う
周囲からの影響を受けすぎる人に必要なのは『自分の信念を持つ』ことです。
周囲といても何かの決断をするときにこれだけは大事にしたいという軸を自分で明確にしておくことで、仮に周囲の影響が襲ってきても自分の信念はぶれずに決断を行うことができます。
私の信念は
全力で生きて自分の価値を高めて周囲に良い影響を与える
ことです。
例え周囲が手を抜いていても自分は全力で生きて、結果として周囲が自分を見て影響を受けて一緒に全力で高め合えるような関係を築きたいと思っています。
この信念のもとで周囲から与えられる影響に対して取り入れるか弾くかを判断していくことになります。
本ブログではギャンブル依存症の方へ私自身がギャンブル依存を克服していくことでモチベーションを与えていくことを目指しています。
これも私の信念に基づいて達成したいと思ったことです。
そのための具体的行動
自分の信念に従うと言ってもこれはあくまでマインドセットのお話なので、それを実際に実現するための具体的行動をご紹介します。
- Noと言う
- 他人や周囲を変えようとしない
- 自分の人生だけに集中する
Noと言う
自分の信念を持っていても、実際に相手から影響を受けるときに断ることができなかったら意味がないです。
信念に従って判断した結果、それを実現するために相手に遠慮なくNoと伝えましょう。
そこで相手に気を遣って中途半端な返事をしてしまうと信念に基づいた決断とは言えません。
他人や周囲を変えようとしない
自分が周囲からの影響を受けすぎないのと同様に、相手には相手の人生があります。
無理に相手を変えようとしてはいけません。
それは自分のためでもあります。
自分のエネルギーは自分のために使うべきです。
あなたがエネルギーが莫大で分け与えてもいいのなら構いませんが、多くの人は自分のエネルギーが十分でないのに周囲の人にエネルギーを注いでいます。
それでは自分自身が満足いく生活を送れなくなりパンクします。
自分が変わって結果的に周囲が変わるパターンはありますが、相手を直接的に変えるのは不可能なのでそこにエネルギーを使わない方がいいです。
自分の人生だけに集中する
他人や周囲を変えようとせず、自分の人生だけに集中してください。
Sれだけ自分に対して集中して人生のステージを高めていけるかということが人間の魅力に繋がっていきます。
逆に周囲にばかりエネルギーを使っている人は周囲からは貴重な存在とされるかもしれませんが、本人に限界がきます。
自分のやりたいことをしているのならばいいですが、周囲に気を遣って結果として自分の人生を本気で生きることができていないというのは危険です。
あくまで自分主役の人生なので、自分の人生に集中して理想の人生を目指しましょう。
まとめ
最近は周囲と関わることが増えてきて少しずつ理想的な人間関係を築けてきていますが、それでもまだまだ壁に当たります。
自分の人生だけに集中して自分自身の信念に基づいた決断を繰り返し、理想の人生を実現させていきましょう!
読んでいただきありがとうございました。