自分との向き合い

ギャンブル依存症で苦しんだ時間は無駄ではなかった

本日は私がギャンブル依存症を経験したからこそ今の生活で発揮できている強みをご紹介していきます。

基本的にはギャンブルによって失ってきたものの方が圧倒的に多いですが、決して完全に無駄な経験ではなかったと自信を持って言えます。

ギャンブル依存症を経験したからこそ現在の自分にたどり着けたもので、ギャンブル依存症を経験するという段階が過去の自分には必要だったのだと思います。

ギャンブル依存症だった自分を完全否定してしまっている方はぜひこの記事を読んで新たな発見をしてみてください。

ギャンブル依存で得た強み3選

私がギャンブル依存症を通して得た強みは以下の3つです。

  • どん底を知っていること
  • 勝負勘がついたこと
  • 依存体質と向き合い克服したこと

どん底を知っていること

まず1つ目の強みが『どん底を知っていること』です。

私は家庭環境に恵まれて小さい頃から何不自由のない生活をさせていただいていました。
自分自身でもまさかギャンブルにハマるなんて想像の付かないような環境で過ごした幼少時代でした。

しかし小さなキッカケからギャンブルにハマり、底付き体験をしたことで人生におけるどん底の気分を味わいました。
借金をして友人を失い生きる希望をなくしたところまで落ちました。
当時は本当に苦しかったです。

そのおかげで今の生活に感謝できるようになりました。
何気ない日常がいかに幸せなのかということに気付きました。

どん底を知った人間は強いです。あとは這い上がるだけです。

勝負勘がついたこと

2つ目に『勝負勘がついたこと』です。

何度も競馬で大勝負をしてきて、勝負に挑むときのメンタルコントロールを学ぶことができました。

がむしゃらに欲張って勝負したときは必ず負けます。
冷静に今の状況を見極めた上で自分が勝つ可能性の高い選択肢を掴み取る勝負勘を手に入れました。

最後はある程度思いっきりが大事になるのですが、覚悟を決めて突っ走るメンタリティも手に入れられたと思います。

競馬であれだけ大きな勝負をしてきたからこれくらいで怯むはずがない

このメンタルで日常生活で立ちはだかる挑戦に突っ込めるようになりました。

依存体質を克服したこと

3つ目に 『依存体質を克服したこと』 です。

ギャンブル依存症というものが大きな問題であると捉えられがちですが、本当の問題はそうなってしまう自分の内面にあります。

私の場合は何事にも依存してしまうことが大きな問題でした。

ギャンブル、お酒、他者にずっと依存している状態で生きていました。

人間は何かに依存していたいと感じる生き物です。
特に自分自身に自信がないと誰かに責任を取ってほしいという心理から他者依存してしまいます。

他者依存している状態では自分自身の結果に対しても責任が他者にあると思えるためとても楽です。
しかしその分、何が起きても自分には責任がないと思うので自分で何かを変えようという想いにならず行動できません。

ギャンブル依存症という本当に苦しい時間と向き合うことで、今まで見て見ぬ振りをしてきた依存体質を克服できました。

苦しい経験は人生のヒント

以上のことから分かるように、ギャンブル依存症が私に人生での変化のキッカケを与えてくれました。

私に不足していたのは自分への自信でした。
自信がないからギャンブルやお酒・他者に依存していました。

しかしギャンブル依存症に向き合っていくなかで、自分自身で100%責任のある人生を歩んでいこうと思えるようになりました。

仮にギャンブル依存症と出会っていなかったらどういう人生を歩んでいたでしょうか?
依存体質は治っていたでしょうか?
おそらく一生他者依存して自分で責任を持てない人生を進んでいたことと思います。

そういう意味では苦しい経験でしたが決して無駄ではなかったのだと思うことができます。
それを証明するためにも今後もギャンブルをやらない生活を続けていきます!

ギャンブル依存症に限らず他の苦しい経験についても、自分へのヒントとして成長の糧にしていきましょう!

これからが大切

『なんでギャンブルに依存してしまったのだろう』

いくらそう考えたところで過去の事実は変わりません。・

大切なのはこれからです。

これからもギャンブルとともに人生を歩んでいくのか、ギャンブルから離れた人生を歩んでいくのか。

私は後者のほうを選んで進んでいきます。

ギャンブル依存症で身に付けたスキルを駆使しながら自分自身の力がどこまで通用するかを本気で取り組んでいこうと思います。

過去を後悔しても何も生まれません。
ギャンブル依存していた自分を認め、これから生きたいように毎日を過ごしていきましょう!

大事なのは過去ではなくこれからどう生きるか

まとめ

本日はギャンブル依存症時代が無駄ではなかったというお話をしてきました。

ギャンブルをしていたことは本当に時間とお金の浪費ですが、そのなかにも次に生かせる経験を見つけることができました。

大事なのはこれからですので、前を向いて進んでいきたいですね!

読んでいただきありがとうございました。

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