禁ギャン記念日

ギャンブル依存症克服生活90日経過で見えた目標

こんにちは。

当初の目標であった競馬禁90日に到達することができました。
前回は2ヶ月のときに記事を書いていますのでよろしければそちらもご覧ください。
競馬依存からの脱却へ-競馬禁2ヶ月達成-

あくまで通過点ですが、ギャンブル禁止すると決意してから目指していた最初の地点にたどり着けたことは素直に嬉しいです。

ここまでの生活での成長点と苦労点を書き残しておこうと思います。
最後には90日を経過して新たに見つけた抱負を述べています。

よろしければご参考にしてみてください。

成長点

人生の目標を探し始めた

競馬をしていた頃は『競馬でどう勝つか』が人生の主題になっていました。
まさに競馬中心の生活でした。

しかし競馬から離れてからは競馬に代わる人生の目標を見つけるために行動を始めました。

具体的には

  • 読書をして色々な知識を付けて自分の興味ある分野を探す
  • 色々な人にお話を聞いて自分に取り入れられそうな部分は吸収する
  • 自分が仕事でなにを成し遂げたいのかを考える

このような行動に取り組んでみました。
自分が知らなかった世界が少しずつ広がっているのを感じます。
今までの自分は自分だけの価値観に固執していましたが、今は色々なものを知った上で自分が良いと思う選択肢を選ぶように意識しています。

自分を大切にするようになった

競馬をしていた頃は自分に自信がありませんでした。
自信がないからこそ競馬をすることでそのときだけでも自分の自信の無さから目を逸らそうとしていました。

しかし競馬をやめてからは現実と向き合わざるを得なくなりました。
嫌なことがあっても競馬に逃げることができないので、精神的にとても辛い時期もありました。

競馬をせずに楽しく生きるためにはどうすればよいのだろうか?

そう考えた私の結論は『自分を大切にする』ことでした。
具体的には

  • 他人の行動に振り回されず自分の信念に従って行動する
  • 自分のスキル習得のためにどうすべきかを考える
  • 無理はせず辛くなったら心身のメンテナンスをする

自分と真摯に向き合ってみて分かったのは、自分だけすらも幸福できていないのに他人を幸福にすることはできないということです。

今までの私は周囲に嫌われたくないために、周囲を第一に考えて自分のことは犠牲にすることが多くありました。
その結果自分自身が満たされていませんでしたがそうした状況を正当化して生きていました。

しかしまずは自分自身を幸福にすることが第一であるという考え方に変わりました。
自分自身が満たされているからこそ周囲にも提供することができるんだという順番を理解したことで生きるのが楽になりました。

成功している人を素直に尊敬できるようになった

これはまだ完全にできていることではないのですが、世の中で成功者と言われている方々を素直に尊敬できるようになってきています。

『どうせたまたま成功したんだろう。運が良いなあ』

今まではそのような思考になっていて、成功者に対して嫉妬をして認めたがりませんでした。
そのような状態だったからこそ、自分自身が成功者になるのも運や外的要因が必要なのだと思い努力をするということをしてきませんでした。

しかし成功者のことを認められるようになってきてから変化がありました。

『成功者のようになりたい。どうしたら成功できるだろうか?』

成功者を尊敬できるようになったことで自分自身もそうなりたいと心の底から思えるようになりました。
そしてそのためにどうしたらよいだろうかと考えて実際に行動しています。

苦しい点

ギャンブルほどの刺激がない

90日経過しても未だにギャンブルを超える刺激的な快感というものは味わえていません。

これは現時点での私の推測なのですが、おそらくギャンブルを超える快感はないと思っています。
ギャンブルでの快感は特殊なもので、あれだけの快感を瞬間的に出せる行為は日常的には存在しないのではないでしょうか。

日常では少しずつ変化していくことを積み重ねていくので、じわじわっと快感を味わい続けるような感覚だと考えています。
その小さな変化をコツコツ積み上げていった先に、自分が求める理想の人生が待っているのです。

ギャンブルを超える刺激がないからこそ、ギャンブル依存症になり苦しむ人が多く出てしまうのだと理解しました。

過去の自分を責める

どうしてもふとしたときに頭に過去の自分がよぎるときがあります。
具体的には

  • 過去の日付などを目にしたときに当時の自分の状態を思い出す
  • 嫌なことがあったときに競馬をしていた頃を思い出す
  • 競馬情報を見てしまったときに依存症時代の感覚になる

競馬をしていた頃の自分を連想するような出来事と遭遇すると自然と頭に浮かんでしまいます。

どうしてあんな無駄な時間を過ごしてしまったんだろう

もう一度楽しく競馬できる時間が戻ってこないか

過去の自分を思い出すと以上のような2つの考えが浮かんでいます。

1つ目の考えはいわゆる後悔と自責ですが、これはいくら過去を憂いても現状は変わらないのだと思って前を向いていくことで抑えています。

2つ目の考えはまだ競馬ができるのではないかと思っている自分ですが、これは今の生活が満足できていないからこそ起きると思っています。
今の生活に満足できていれば競馬が介入しなくても人生を満喫することができている証拠なので、今のクオリティを高めていくために行動していくしかないと思っています。

こうした苦しさはすぐにはなくならないでしょうが、時間を経過して自分の人生のクオリティを高めていくことで解決していけると思っています。

まだ自分を信じきれていない

いわゆる自信がまだ十分ではないので、行動していくときに不安がつきまとっている状態です。

『本当に行動していいのだろうか?』

自信を磨いてくためのマインドは以下の記事でご紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。
小さく実践して成功体験で自信を積み重ねる

頭の中では理解できていてもいざ実践するときには恐怖に負けてしまいそうになることがあります。
これは経験の数が圧倒的に不足しているためです。

今後さらに小さく実践する数を増やしていくことでしか解決できません。
現状を受け入れてどんどんトライしていこうと思います。

初心忘るべからず

競馬から離れて90日が経過して徐々に人生に変化が生まれてきています。

良い変化もあれば悪い変化もあります。

『貪欲さ』

この要素が日にちが増えていくことで弱くなっているのは感じます。

初期の頃は競馬で負けた悔しさも最高潮で、それをバネにして這い上がっていこうという気持ちが最も高い時期でした。

しかし競馬から離れてお金も貯まり徐々に安定的な生活を手に入れると、そうした反骨心を失ってしまいます。

状況としては競馬から離れた直後から好転してきていますが、自分自身の精神状態は競馬をやめようと決意した当時の気持ちを忘れないようにいようと思います。

今後の抱負:海外で活躍

競馬から離れてからずっと目標を探してきていましたが、新たに発見できた大きな目標は以下になります。

海外で揉まれながら自分自身の魅力を高める

これが私が本当にワクワク出来る目標になりました。

私はもともと英語が好きでしたが、海外に行くだけの積極性はありませんでした。
日本は良い国ですし挑戦するよりも安定的に生きていくことを優先していたからです。

しかし競馬に匹敵する刺激を求めていくなかで、海外で揉まれることが今の私には必要だと考えるようになりました。

私は非日常が大好きで、そのため競馬というギャンブルにも没頭しました。

海外というのは未知の世界です。
日本とは大きな違いがあり、どういう文化でどういう価値観でどういった経験が出来るのかということもよく分かっていません。
そんな状況に身を置くことで私の魅力を高めていくことができ、結果としてワクワクするような体験がたくさん出来ると思っています。

そのための行動としては

  • 仕事で結果を残す
  • 英語の会話ができるようになる
  • 仕事で海外赴任を任される

このような流れで実現していきます。
まずは今の仕事で結果を残すために毎日の仕事に没頭し、そのうえで個人的な時間で英語の会話能力を身に付けておくことです。

結果として海外で活躍して大きくなった自分を目指していこうと思います!

まとめ

本日は90日競馬から離れた思いをお伝えしてきました。

ようやく目指したい到達点も発見したので、今後はさらに行動を加速させていきます。

読んでいただきありがとうございました。

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