人間関係の構築

相手に憑依することで相手の真の気持ちを読み取れる

こんばんは。

本日のテーマは「相手に憑依する」です。

ホラー話のようなタイトルですが、人間関係を良くするためには有効なスキルですのでぜひこの記事を読んで日常の中で使ってみてほしいと思います。

それでは具体的にどういうことなのかを順を追って説明していきます。

コミュニケーションにおけるすれ違いの原因

まず始めに、人間同士のコミュニケーションにおけるすれ違いはどうして生まれるんでしょうか?それは人の気持ちというのが非常に曖昧なものだからです。表面上は喜んでいるように見えても実際の気持ちはそうでもなかったり、本当は泣きたいけれど強がって笑っている人もいるように相手の見た目だけではその人の本当の気持ちは判断できません。

また、同じ出来事に遭遇したときでも人によって感じ方は異なります。同じ映画を見ても感想は千差万別です。これは感じ方というのがその人の過去の経験を基に決まっているからです。このように人の気持ちというのは非常に読み取るのが難しいものです。

だからこそ相手のことを思って行動したつもりでも実際には相手の欲している行動ではなかったということが発生し、コミュニケーションですれ違いが生じてしまうのです。

自分の価値観が全てではないと理解する

そう考えると自分の価値観だけを信じて相手と接していると、そこでずれが生じてくることが分かると思います。もちろん自分の信念に従って生きることは大切なのですが、それだけでは相手からしたらただの自分勝手なやつに認識されてしまうことがあります。相手には相手のルールがあるので自分本意な付き合いだけでは不十分なんですね。これではもし本当に付き合いたいと思える異性が目の前に現れたとしても、距離を縮めることができず悲しい思いをしてしまうことになります。

それではどうすればよいのかと言いますと、自分の価値観は大事だと認識しながらも相手には相手の価値観があるのだと理解してください。自分は自分の人生を生きているように、相手は相手でその人の人生を歩んでいます。そのことを理解しておくだけでも相手との接し方が変わってくると思います。

そして相手に憑依する

そこまで理解したら、あとは恐れず相手に憑依してみましょう。言葉通り、相手の身体に乗り移って相手の気持ちを全身で読み取ってください。少しでも妥協する気持ちがあると相手の気持ちが分からないので、がっつり100%の気持ちで相手に憑依して大丈夫です。

もちろん最初は難しいと思いますが、少しずつ訓練していけば徐々に相手の気持ちが分かるようになると思います。相手がどういう気持ちで、どういうことを欲していて、どういうことが好きなのか。本気で相手に憑依することで見える世界が広がります。相手のことがそれだけ分かると、コミュニケーションは格段に優位に立って進められるようになります。

まとめ

本日は相手に憑依するというお話をしました。

注意点としては、相手の気持ちを読み取ることを重視しすぎると自分の信念を見失って相手に影響を受けすぎてしまうことがあります。

逆に自分の信念に従いすぎると、相手の気持ちが分からず独りよがりになりがちです。

このバランス感覚に気をつけながら、今日の内容を日常生活で小さくテストして見て欲しいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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