自分との向き合い

[要注意]ギャンブルの賭け金レートは一度上げると下げられなくなる

徐々にギャンブンの賭け金レートが上がってきちゃった。始めた頃は少額でも楽しめていたのに、最近はそんなんじゃヒリヒリしないから仕方ないよな・・・

そんな方に向けた記事です。

ギャンブルの賭け金レートが上がっているときは要注意です。

本記事の内容

  • 賭け金レートを下げることが困難な理由
  • 誰もがハマる勘違い
  • 『人間は慣れる生き物』ということを利用する

私も始めた頃は1点100円で競馬に賭けていましたが、気付いた頃には1点数万円になっていました。

そして一度上げた賭け金レートを下げることはほぼありませんでした。

賭け金レートを下げるのは難しいです。

本記事を読んで皆さんの参考にしていただければ幸いです。

賭け金レートを下げることが困難な理由

ギャンブルで一度賭け金レートを上げるとなかなか下げることはできません。

その理由として以下の3つが考えられます。

  • もったいないという精神が働くから
  • 刺激が不足してくるから
  • 勝つ前提で考えているから

順に詳しく説明していきます。

もったいないという精神が働くから

仮にあなたが100円を賭けてその予想が当たったとします。

ああ、もっと賭けていれば・・・

きっとそう思ってしまうことでしょう。

そして次のときにはその思い出が蘇り、賭け金レートを上げてしまうのです。

これはギャンブルをやらないようにしているときにも邪魔となる考え方です。

このレースに賭けずにもし当たったらもったいないよな・・・

そう思うと賭けることをやめられないのです。

賭けてお金や時間を失うことが一番もったいないことだと理解しましょう。

刺激が不足してくるから

最初は100円でも楽しめていたのに、段々それでは物足りなくなってきます。

そこで賭け金レートを上げて1000円賭けてみると、その刺激の大きさに興奮します。

しかしそれを続けていると、やがて1000円でも満足できなくなってきます。

すると次は5000円を賭けるようになります。

以下同様に続きます。

このように刺激を上げていってもすぐに慣れてしまうため、レートは上がる一方になるのです。

勝つ前提で考えているから

どうせ勝てるっしょ

これがギャンブルにハマりやすい人の楽観的な思考です。

人生において根拠のない自信は大切ですが、ギャンブルにおいては破滅に導く考えになります。

どうせ勝てば返ってくると考えているため、軽い気持ちでレートを上げてしまうのです。

ギャンブルは基本的に勝てないのだと理解しましょう。

誰もがハマる罠

こんな体験をしたことはないでしょうか?

『レートが低いときには当たってレートを上げると外れる!!!』

誰もがハマってしまうこの現象が起こる理由をご説明します。

無意識のうちに欲が出てる

賭け金レートが低いときは冷静に予想することができます。

しかし賭け金レートが上がることで、少しのオッズの違いでも払戻金が大きく変わってくるのです。

そのためオッズの数字に惑わされて、本来買うべきでない馬に賭けてしまうということが起こります。

オッズ的には高いですが本来来る可能性の高い馬よりもオッズに誘惑されて来る可能性の低い馬に賭けているので、当然外れることは増えます。

この欲に打ち勝つことは簡単ではありません。

依存症状態では勝てない

前述のようにギャンブルで勝つためには相当な我慢が必要となります。

ギャンブル好きで賭けることを自分でコントロールできない状態では、ほとんど勝つことは不可能と思って良いでしょう。

ギャンブルで勝つには相当なコントロール能力を要求されるのです。

依存状態から抜け出さなければ負けが続くだけです。

コントロールできれば勝てるが・・・

つまり欲をコントロールできれば勝てるのか?

可能性はあると思います。

しかし決してオススメはしません。

理由として、まず欲をコントロールすることは非常にエネルギーを消費する行為です。

さらにコントロールできたからといって本来の予想で的中する確率も低いです。

欲をコントロールした上で適切な予想力を持ち合わせていて、ようやく勝つ可能性が出てきます。

そんな険しい道に挑みたいですか??

『人間は慣れる生き物』ということを利用する

ここまで書いてきたように、人間はすぐに刺激に慣れる生き物です。

賭け金レートを上げてもその刺激に慣れ、さらに高い刺激を求めるようになります。

つまり賭け金レートはいくらになろうとも、人間の満足がずっと続くことはないんですね。

『賭けない』に慣れる

賭けない生活に慣れましょう。

これが最もギャンブルをやめることに効果的です。

最初はきついですが慣れればギャンブルをすることが面倒になります。

90日=3ヶ月も経過すれば賭けないことが普通に思えてきます。

別世界にいるイメージ

ギャンブルをやめているときは、ギャンブルのない世界にいるような感覚です。

遠く離れた違う世界でギャンブル以外のことに没頭していました。

ギャンブルの情報に触れると脳が刺激されてしまうため、全て遮断してしまう覚悟が必要です。

そのために環境づくりが大事になります。

一度賭けると雪崩式

どんなに長期間ギャンブルをやめていても、一度賭けてしまうと雪崩式に元の生活に戻ってしまうリスクがあります。

『1回も2回も変わらないや』

そんな軽い気持ちから結局いつもどおりの賭け勝負を繰り返して負けるのです。

常に初心を忘れず、1日1日の積み重ねという気持ちで挑んでいきましょう。

まとめ

レートを上げたギャンブル勝負は刺激的です。

しかしそれは偽の刺激であり、その後あなたに訪れるのは負けたときの絶望感です。

本当の意味での刺激的な人生を送るためには、ギャンブルは必要ありません。

レートを上げている自分に気づいたら注意してくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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