エピソード

競馬をしていたときの信じられないようなお話

こんばんは。

1週間お疲れさまでした!
明日から3連休ですのでゆっくりリフレッシュしていきましょう。

本日は私が競馬をしていた頃のクズ話を紹介したいと思います。

書いていてとても恥ずかしくなりました。といってもほんの少し前のことなんですよね。

今思い出すと本当に狂っていて信じられないと感じるんですが、当時は完全に頭が競馬に支配されていたため今から紹介する内容が当たり前でした。

改めて今は競馬を辞められそうな状況になって良かったと思います。

それではどうぞ!

自販機への100円を惜しむくせに馬券購入機への1万円は紙きれのように入れる

普段の生活では自販機で100円のジュースを購入するのですら嫌ですし、スーパーに行っても買わなくて良いものはなるべく買わないように自分を制御しています。

その割に馬券を購入するときは1万円でも5万円でも躊躇なく賭けていました。

こういう人はギャンブル好きの人には結構多い気がします。

もちろんお金が増える可能性があるからという理屈は分からなくはないのですが,冷静に考えたら恐ろしいですよね。

1万円あれば何ができたんだろうかと何回思ったことでしょうか。

競馬をしているときには金銭感覚が完全に狂っていました。

競馬を始めた頃からそうだったわけではなく、徐々に賭け金が増えていった結果です。

数百円の勝負では刺激を感じられない脳になってしまったんですね。

今でも数百円の競馬ならやらなくてもいいやという考えですが、いつかは競馬を数百円で楽しめるようになるときがくるのでしょうか。

まあ今の所は全くやりたくもないので考える必要ないですね。

金銭感覚が狂う

競馬のためなら嘘もお構いなし

競馬をやるためなら簡単に嘘もつけました。

印象に残っているのは親とのエピソードです。

親に競馬で大金を賭けていることがふとしたきっかけでばれてしまい「もうやるんじゃねえ!」と言われたので咄嗟に「もうやめるよ」と言いました。

しかし驚くべきことに次のレースで気にせず賭けていました。

言動の不一致なんかどうでもいいから、今競馬ができれば良いんだという考えだったんですね。

競馬第一でどんなことも差し置いて競馬をやることを優先していた状態です。明らかに依存症でした。

そうなってしまったら競馬を辞めるように周りから言われたところで、本人が本気でやめたいと思わないと全く効果はないと思います。

周りからしたら辞めてほしいという気持ちは分かるんですが、それは依存症当人には残念ながら届きません。

なんてったって平気な顔で嘘をつけるような人間になってしまっているのですから・・・。

競馬をするためなら嘘つきになる

勝った日は上機嫌、負けた日は不機嫌

言葉のとおりです。
競馬の結果だけに感情が左右されていました。

競馬で勝った日は多少の嫌なことも許せるし、どんどん自分から挑戦的な行動もできました。

逆に競馬に負けた日は何をする気も起こらず、友達との約束をドタキャンすることもありました。

感情の起伏が激しすぎてだんだん感情をコントロールできなくなっているのに気づきました。
それでも競馬をやめないうちは嫌でも競馬の結果に気持ちが左右されてしまうので、なんだんか常に自分がフワフワしているような感覚でした。

周りからしてもそんな奴と仲良くなりたくないですよね。

自分でも分かっていたんですが、勝ち状態の脳をもう一度味わいたいという気持ちでギャンブルをやめたいけどやめられない状態が長く続いていました。

機嫌が競馬に左右される

まとめ

こうして実際に文字にしてみると恐ろしいことですが、全て少し前までの私の現実をありのままに書きました。

競馬に限らずギャンブル依存症になると脳が異常な状態になってしまうので、一度冷静な頭で客観的に考えてみることは効果的だと思います。

お金を失うということよりも、人間的に逸れた道に進んでいってしまうというのがギャンブルの真の恐ろしさかもしれませんね。

失った500万円は返ってきませんが、競馬をしていた頃に失った人間性はこれから取り戻していきます。

皆さんの参考になって一人でもギャンブル依存から脱却できますように願っております。

読んでいただきありがとうございました。

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