自分との向き合い

ビギナーズラックはギャンブル沼への入り口

少しだけギャンブルやってみたらいきなり勝てちゃった!オレってギャンブルの才能あるんじゃないか??このままいけばギャンブルだけで生活できたりして!!

ギャンブルを始めたばかりで勝ちを経験し、そのように考えている方に向けた記事です。

本記事の内容

  • ビギナーズラックが起こる理由
  • 危険な思考が依存へ導く
  • 人生への教訓

私もギャンブルを始めた頃は一時的にですが勝っていました。

オレってギャンブルの才能あるんじゃないか?

そう思ったこともありましたが、今では通算500万円負けてギャンブルを引退しました。

今勝っている皆さまも、このまま続けていれば私の後を追うことになるでしょう。

私がお伝えしたところで『オレだけは違う』と考えると思いますが、ぜひ一読だけでもしていただければ幸いです。

ビギナーズラックが起こる理由

最初にビギナーズラックが起こっている理由についてご紹介します。

恐怖がない

初心者は賭けた経験が少ないため、負けることへの恐れがほとんどありません。

そのため賭ける前に色々と考えすぎないで、直感に従って賭けることができます。

しかし経験を積むにつれて、余計な情報まで考慮するようになってしまうのです。

過去に勝ったときの経験、負けから逆転したときの興奮、適当に購入したら当たった経験

こうした経験が少しずつ賭けの精度を乱していきます。

記憶に残りやすいだけ

正直初心者が本当に勝ちやすいかということも疑問が残ります。

経験者に比べて初心者は勝ちの経験が記憶に残りやすいためビギナーズラックが注目されやすいということもあります。

大抵の人は何度も賭けをしているので、そのなかで当たる経験も必ず生まれます。

長期的に見ると負けているのですが、そうした勝った経験だけ取り上げているのです。

本当にたまたま

本当に運が良かったというケースも少なからずあります。

しかし怖いもので、その場合でも人はギャンブルが得意だと錯覚してしまうのです。

なんと傲慢な生き物なんでしょうね。

こうしてビギナーズラックを経験すると、依存への入り口に入っていくことになります。

危険な思考が依存へ導く

自分はギャンブルが得意だ

多くの人が長い間この思考に振り回されてしまいます。

最初に勝った経験→自分はギャンブルが得意だ

脳がこういう連想をしてしまっているのです。

そのためどれだけ負けていてもいつかは逆転できると信じてギャンブルから離れることができません。

実力との区別

オレがギャンブルで勝っているのは実力だ

そのように考えている方のために、運と実力の違いをご紹介します。

  • 長期的に勝ち続けられるか?
  • 根拠があって勝っているのか?
  • 誰にでも適用できる勝ち方か?

これらが当てはまるのならば、それはあなたはギャンブルの実力があるのかもしれません。

しかし多くの場合は運になってくるでしょう。

運も実力の内は最終手段

例え運がどうであれ、それはあなたには変えられない要素です。

そうであるならば、あなたが実際に変えられる部分を100%に近づける努力をするべきです。

運というのはそうした行動をした人にだけ付いてきます。

運に頼る人生を送るのはやめましょう。

人生への教訓

すぐに結果が出ても慢心しない

ギャンブルでのビギナーズラックのように、たまたま最初の方に良い結果が出ることがあります。

しかしそれは自分の力ではないのだということを理解し、努力を続けられる人がその後も結果を残します。

逆に最初の結果に満足してその後の努力を怠ると、結果は最初だけになります。

結果に慢心せずに進むことの大切さを学びました。

恐れずに飛び込む勇気

成功するためにはある程度の大胆さが必要です。

そしてそれはビギナーズラックを起こしたギャンブラーのように、直感に従って進むことでもあります。

少し危険な香りがしても、大胆に飛び込む勇気を持つことが重要です。

大事なのは土台

運の話をこれまでしてきましたが、最終的に大事なのは自分自身の土台です。

運だけでできることは限られますが、土台がしっかりしていればそれを発揮して色々なことが実現できます。

そのときの結果に一喜一憂せずに、自分が取り組むべきことに腰を据えて向き合っていきましょう。

まとめ

ビギナーズラックはギャンブル依存への入り口です。

しかしそれを経験したからこそ今の生活につながっている考え方もあります。

ギャンブルで一時的に勝つことはできますが、一生勝ち続けるのは非常に難しいことです。

ギャンブルにこだわらないでほしいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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