禁ギャン記念日

【禁ギャン180日到達】半年間でぶつかった壁と乗り越えた方法

ギャンブルをやめて半年くらい経つとどういう変化が現れるんだろうか?その過程にはどういう苦労が待っているんだろうか?

これからまさにギャンブルのない生活を送っていこうと考えている方に向けた記事となります。

本日で禁ギャン180日を迎えました。

本記事の内容

  • ぶつかった壁と乗り越えた方法
  • 半年間での変化トップ3
  • 大事にしていた考え方

半年前の2021年8月はギャンブルに狂って絶望していました。

私の最後のギャンブルとなった大金を賭け敗れたレースに向けてひたすら競馬の情報を調べては予想していた時期です。

そして8月8日に勝負に敗れたわけですが、現状というのは当時から考えると劇的な変化を遂げています。

なぜ私が禁ギャンを180日も続けることができたのか、そしてその経験を本記事ではお伝えしていくのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

ぶつかった壁と乗り越えた方法

禁ギャン生活を振り返ると全てが順調に進んできたわけではありません。

変わろうと思うとそこには必ず壁が存在するものです。

ここでは私が経験した壁とそれを乗り越えた方法をお伝えしていきます。

ギャンブル欲→ギャンブルができない環境を作る

これは禁ギャン初期の頃に必ず乗り越えなれければならないポイントです。

ギャンブルがしたくて頭がおかしくなるような時もありました。

染み付いた習慣なのでやめようと思っていきなりやめられるものではありません。

環境を変えてギャンブルができない状況にしました

ネット競馬を解約し再契約をできないようにしましたし、馬券売り場には近づきませんでした。

お金も持ち歩かないようにし、休日は財布を持たずに図書館で本を読むような日も多かったです。

特にお金を持って外出するとそれだけでギャンブルに向かう可能性が高まるので注意が必要だと思います。

自分がどういう状況でギャンブルをすることが多いのかをよく考えて対策を練ることが大切です

自己嫌悪→行動し続ける

なんでオレはこんなにダメな人間なんだろう・・・

ギャンブルをやめて人生と真正面から向かい合うとそういう思いに気付くようになりました。

今までギャンブルばかりしていたので当たり前なのですが、周囲ができるようなこともできないという場面が多くありました。

これは結構ショックな出来事でした。

しかしそこでいくら自分を責めても過去は変わらないと割り切ることにしました

そして自分を責める隙を与えないようにひたすら現状を変えるための行動をすることで乗り越えました。

人は何かに熱中しているときに悩むことはできません。

行動し続けることが自己嫌悪への対処法

周囲との温度差→距離を置いてみる

あなたが変わろうとするときに足を引っ張ってくる存在がいます。

それが今までの友人や家族です。

人は価値観などが同じ同士で関係を持つので、あなたの周囲にはギャンブルをしていた頃のあなたと同じ価値観の人が集まっています。

なんだか合わないんだよなあ

そう思えたときは、あなたが変わってきているという合図です。

そんなとき、周囲を気にして歩みを止めてしまいそうになりました。

しかし自分が本当に歩みたい人生は今の先にあるんだと思い距離を置く決断をしました。

その結果今でも多少距離が離れてしまっている友人もいますが、それは仕方がないことだと思います。

自分のステージに合った友人がまた現れるはずなので、無理に人間関係を保たなくても大丈夫です。

今の自分に合った人間関係を築いていきましょう

半年間での変化トップ

続いては、私が感じる自分自身の大きな変化トップ3をご紹介します。

これら以外にもたくさんありますが、特に変わったと思うポイントに絞って書いていきます。

他人中心→自分中心

過去の私は自分の人生を生きていませんでした。

○○がしっかりしてくれればこんなことにはならなかったのに・・・

常に誰かを中心に考えることで、自分の内面からは目を背けていました。

本当に目を向けなければならない自分の弱さを見ないで生きていたのです。

そんな姿勢だったので、今思うとギャンブルという簡単に快楽を得られる娯楽に手を出すのも納得ですよね。

それが禁ギャン生活の半年間を経たことで、自分を中心に生きるようになりました。

自分が責任を負うということは最初は嫌でしたが、今では責任を負うことに楽しさを見出すことができています。

自分が責任を負うことで必ず自分がやった行動が結果となって表れるんだと思えるようになりました。

すべての結果は自分の責任だと思うことで、結果を良くするために自分が行動しようと考える

ギャンブルをやめたい→幸せに生きたい

ギャンブルで苦しみたくないからギャンブルをやめよう

私が禁ギャンをしたきっかけはよくある理由でした。

お金も底を尽き精神的にも参ってしまっていたのです。

最初はギャンブルをやらない日を過ごすだけで精神的に疲れ切っていました。

禁ギャンを始めて2,3ヶ月を過ぎたころからでしょうか。

徐々にギャンブルをやらない週末というのが自然な習慣に変わってきました。

せっかくの一度きりの人生、幸せに生きたい

これまでの人生でもそのように思ったことはあまりなかったのでこれは自分自身も驚きました。

なんとなく楽しく生きていられればいいやと本気で思っていたのですがそれ以上の気持ちになれたのです。

ギャンブル依存症を克服する過程で自分の中の熱い思いに気づいた

無気力で時間を持て余す→やりたいことが一杯

ああ暇だなあ、ギャンブルでもしようか

どうしてギャンブルをしてしまうのかと言われたら、そこに暇な時間があるからです。

ギャンブルをする時間すらもないくらいに人生に熱中していればギャンブルはしません。

ギャンブルをやめたばかりの私はギャンブルという時間の埋め方を失い、何もせずにぼーっと土日を過ごすこともありました。

人生がギャンブルを中心に回っていたのです。

しかし次第にギャンブルで空いた時間に今までやったことのないようなことをしてみました。

  • オンライン英会話などのスキル習得
  • 滝行などのアクティビティ
  • 映画鑑賞や読書などのインプット

今までギャンブルに埋められていた時間が少しずつ自分のための時間へと変わったのです。

これらは継続していくことでさらに時間を使うようになり、その代わりにギャンブルをやる時間がなくなっていきました。

ギャンブルばかりだった私の人生が様々な経験で生まれ変わった

大事にしていた考え方

最後に半年間の禁ギャン生活で私が大事にしていた考え方をご紹介します。

自分第一

今の自分が最高であり、自分を幸せにするために生きる

過去の私はついつい周囲を気にしすぎて自分を雑に扱ってしまうことがありました。

自分が本当にやりたいことを我慢してしまったり、周囲に流されてやりたくないことに時間を使っていたのです。

しかしどんな場面でも自分のためにと考えるようになりました。

こうすることで今までは周囲のために使っていたエネルギーを自分に向けられるようになりました。

ただ他人を犠牲にしてまで自分を大事にしろというニュアンスとは違うので勘違いしないようにしてください。

目指すべきは自分も相手も幸せになるWin-WInです。

そして多くの場合は自分が幸せになることで周囲も幸せに巻き込むことができるので、考え方としては自分中心というのを意識していました。

人生の主人公は自分自身

今この瞬間の行動に集中

過去のことを後悔したり未来を心配している時間はないでしょうか?

今日のプレゼン上手くいくかなあ

昨日の飲み会つまらなかったなあ

そうした時間は何も生み出しません。

過去や未来を気にするよりも"今"のクオリティを高めていくことに集中するようにしました。

結局今のクオリティを高めることが未来の結果も良くしてくれるのです。

今に集中するために『五感フル活用』という意識で過ごしていました。

今に集中というのは本当に難しいのですが、毎日意識することで少しずつ"今"のクオリティを高めることができました。

苦しみは歓迎

苦しみがきたときに「嫌だなあ」と思うことをやめました。

これは瞬間的に思ってしまうものですが、意識的に苦しみを歓迎するようにしていました。

苦しみというのは自分自身にとって前向きな変化をもたらす刺激を与えてくれるものです。

苦しみを乗り越えたときに人は一つ上のステージに上がることができるのです。

苦しみを前向きに捉えて対応するのか、苦しいことから逃げ続けるのかで数年後は変わります。

可愛い子には旅をさせよ

このようなことわざもあるように、苦労があるからこそ人間は変わっていくことができるのです。

苦しみを歓迎できるようになったことでどんどん変化できるようになりました。

まとめ

私の半年間の禁ギャン生活での経験をお伝えしてきました。

なかなか禁ギャンが続かない方や、ギャンブルをやめてはいるけどモヤモヤしている方に届いてくれれば嬉しいです。

ともにギャンブルのない幸せな人生を手に入れていきましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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