自分との向き合い

ギャンブル依存症の記憶は財産となる

いつまで経ってもギャンブル依存症時代の記憶が抜けなくて辛い思いをしなければならない。これは一生抱えていかなければならないのだろうか・・・?

ギャンブルをやめ続けていてもギャンブル依存症時代の記憶が完全に消えるわけではありません。

しかしそれは消す必要がないものだと私は考えています。

本記事の内容

  • ギャンブル依存症の記憶は財産
  • 過去を否定する気持ち
  • 選んだ先を正解にする

私はギャンブル依存症を克服していますが、完全に当時の記憶を打ち消したわけではないです。

今でも当時のことを思い出そうと思えば鮮明に語ることができます。

完全に忘れようとしているのが間違いなのです。

ギャンブル依存症当時の記憶と上手な付き合い方をしていき今の自分を高めていきましょう。

ギャンブル依存症の記憶は財産

誰しもができる経験ではない

ギャンブル依存症で苦しみ克服してきたことは私にとって貴重な財産です。

周囲の人たちはギャンブルの怖さを知りませんし、仮に一緒にギャンブルをしても軽く楽しむことができるかもしれません。

しかし私はギャンブルを目の前にするとどうしようもなくなるということを体感しました。

これほどまでに苦しい思いをした経験は必ず人生で大事になるときがやってきます。

同じように苦しむ人はたくさんいる

そして私やあなたと同じようにギャンブルがやめられずに苦しんでいる人はたくさんいるのです。

それにも関わらずそうした事実はあまり目を向けられていません。

私はそうした人たちの希望として存在し続けていたいと思っています。

ギャンブルをやめればオレも望む人生が手に入れられるんだ

そう思って人生を生きていけるように私は人生を過ごしたいです。

今の自分があるのは当時があったから

すごい立派な考え方をしていますね。。。

そう思う方もいるかもしれませんが、私はギャンブルをやめ始めた頃からこのように思えていたわけではありません。

ギャンブル依存症を克服していく過程でたくさんの方に刺激をもらいながら自分の内面を磨き直した結果、今の自分になれているのです。

自分ひとりの力だけではここまで到達できていなかったでしょうし、本当に色々なことに感謝しています。

過去を否定する気持ち

今の自分が不満である

もっとあのときこうしていればよかった・・・

その思いが生まれるのは今の自分が不満だからです。

過去を振り返りあのとき決断を違う方にしていれば今の自分はもっと良くなっていたのではないかと考えてしまいます。

もう一方の選択肢の先は?

しかしもう一方の選択肢の先は本当に良い方向に向かっていたのでしょうか?

もしかしたら今よりもさらに悪い結果を導いていたかもしれません。

勝手に妄想で違う方に進んでいれば上手く行っていると思いこんでいるだけなんですね。

過去への解釈は自分次第

過去は自分だけで抱えています。

もちろん事実はあるのですが、それは今は皆の頭の中にしか入っていません。

そしてその解釈は各個人でそれぞれ異なります。

選んだ先を正解にする

今は未来から見た過去

過去を後悔するならば、未来から見た過去は今です。

今精一杯生きることで未来の自分が過去を後悔することがなくなります。

そのためには未来にどうなっていたいのかを明確に持って今を過ごしていくべきですよね。

今が幸せなら過去は笑える

過去の選択は変えられません。

しかしそれを進んでいる今の自分は変えることができます。

過去にした選択の結果を決めるのは今の自分なのです。

正直選択をしたときにはそれが正解かどうかは見えません。

その結果が出た後からあの選択は正解だったと分かるものです。

つまり今が幸せならば過去は正解であり笑えるものになります。

今のクオリティを上げ続ける

最終的に何をすればよいのだろうか?

そう思った方は"今"のクオリティを最大限にして過ごし続けてください。

もちろん日によってやる気のない日も出てくると思います。

それでも今できる最大限の行為をして今のクオリティを高めるのです。

そうすると未来は必ず良い方向に向かい、過去に振り回されることもなくなります。

まとめ

ギャンブルに依存していた過去はどれだけ振り返っても変わりません。

しかしそれは大事な記憶であり、今の自分には必要だったのだと思っています。

それこそがギャンブル依存症になった方にとって最高の解釈だと考えています。

読んでいただきありがとうございました。

-自分との向き合い