変化 人間関係の構築

【ギャンブル依存症克服】時には突き放すことも必要

ギャンブル依存症の人が近くにいるけど、精一杯支えてあげようとしてしまうあまりについつい甘やかしてしまっているような気がするんだよね・・・

突き放すことの重要性を解説していこうと思います。

本記事の内容

  • 突き放しも必要な場面
  • 甘やかす心理
  • 嫌われる勇気

人間関係の距離感というものは非常に難しいです。

苦しんでいる人がいると支えてあげようと思うことは素晴らしいことですが、常に支え続けていることは良いことばかりではありません。

時には突き放していくことも必要になってくるのです。

ギャンブル依存症を支えてあげようと思っている方だけでなく、人間関係の距離感に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

突き放しも必要な場面

突き放しが必要だと思える場面は以下のようなときです。

  • 何でも頼ってくるとき
  • 重要な決断をするとき
  • 干渉し過ぎだと感じるとき

順番に説明していきます。

何でも頼ってくるとき

相手が何でもかんでも頼ってくるときは考えものです。

人と人の間には支え合いが存在しますが、それが当たり前になっているときは危険シグナルになります。

あなたが誰かを支えているときにそれを感謝もせずに求めてくるようになったら距離を置いてみましょう。

相手は全てやってくれるものだと思いこんでいる可能性があります。

重要な決断をするとき

相手が重要な決断をしようとしているときは、あなたは口出ししてはいけません。

相手のためということもありますし、あなたのためでもあります。

仮にあなたが口出しして相手がその通りに決断したとして、結果が失敗に終わると相手はあなたに責任を求めてきます。

人は責任を負いたくない生き物なのできっとそうなるはずです。

だからこそ重要な決断であると思うときは当事者に判断してもらうようにしましょう。

干渉し過ぎだと感じるとき

お互いに干渉する場面が増えてきて依存のような関係になっていると感じたら要注意です。

人は生まれたときは1人でした。

人はそれぞれの人生を生きています。

そこに他人は登場しますが、最後は一人で人生を終えていくのです。

干渉しすぎることでその人の人生に足を踏み入れすぎないようにしましょう。

甘やかす心理

なぜ人は甘やかしてしまうのでしょうか?

その心理をご説明していきます。

自分がいないと・・・

○○は私がいないとダメになってしまう・・・

これは大いなる勘違いです。

人は与えられた環境で生き残っていくために考えていきます。

甘やかすということはその貴重な機会を奪うことになるのです。

自己中心

これは相手のことを真剣に考えていないパターンです。

誰かを支えている自分に酔っているのです。

こういう人は本当の優しさではないので、自分に不利になるとすぐに見放します。

まるでペットのように甘やかしている場合は要注意です。

変わってほしくない

あなたが成長しようとするときにも必ず現れる存在です。

誰かに変わってほしくないという気持ちで甘やかして挑戦することを止めてきます。

そんな危険なことしなくて良いんだよ

これも自分本位の思いであり、そこにプラスの感情はありません。

嫌われる勇気

人間関係を構築する上で『嫌われる勇気』は欠かせません。

自分のため

自分を守るために嫌われる勇気を持ちましょう。

どんな人にでも嫌われないように自分を取り繕うことは自分を壊します。

さらに自分が本当にやりたいことがわからなくなり、人生において行方不明になってしまうのです。

そうならないために、自分を出して嫌われるならば仕方ないと思えるようになりましょう。

相手のため

相手の人生を歩んでもらうために嫌われる勇気を持ちましょう。

相手は相手の人生があり、そこにあなたが介入しすぎる必要はありません。

それは相手の人生を奪うことになっているのです。

多少突き放しても相手に相手の人生を歩んでもらえるようにしましょう。

お互い自立

理想はお互いが完全に自立した存在になることです。

時には支え合ったりすることもいいですが、本質は孤独なのだということを忘れないでください。

そういう考え方ならば自分自身で責任を負うことができて周囲の状況に左右されない人生を送れるようになります。

まとめ

突き放すことは勇気のいる行動です。

しかし時にはそうすることがお互いのためになるのだということを理解していただけていたら幸いです。

それぞれの人生を歩むという気持ちを持って人間関係を構築していきましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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