ギャンブルって勝った瞬間に賭けるのをやめてしまえば一生勝ちつづけていられるんじゃない??
いわゆる勝ち逃げをし続けていればギャンブルで勝てるのではないかという考えです。
私もそれを考えて勝ち逃げを狙った時期がありました。
本記事の内容
- 勝ち逃げしようとして負け続けた
- 負債が膨らみ正常な判断を失う
- 私がやめられた理由
本記事では私のギャンブル依存症時代の振り返りをしていきます。
勝ち逃げは想像上では可能だと思いました。
実際に最初の頃は成功していた時期もありこのままいけるのではないかと思いましたが、現実はそう甘くありませんでした。
ぜひ反面教師にしていただければと思います。
勝ち逃げしようとして負け続けた
最初は上手くいく
最初から負け続けていたわけではありませんでした。
勝ったらやらないというルールの元、しばらくは勝ちを重ねる日々を過ごしていました。
競馬で勝つなんて楽勝だな
当時の私は本気でそう思っていた愚か者でした。
徐々に冷静さを失う
勝っているときは良いのですが、一度でも負けるとすぐに熱くなっていました。
結果として逆転をした日でも冷静な判断ではない馬券がたまたま当たったということもあったと思います。
しかし勝っているときはその危険性に気付くことができず、ますます調子に乗っていきました。
負け始め
一度勝ち逃げをすることができない日がありました。
賭けども賭けども当たらないという状態で、一度も当たらずにお金が尽きたことを覚えています。
これがその後の破産へのきっかけになったのですが、今振り返るとこれ以前に既に前兆はありましたね。
続いての章ではこの日以降の負けっぷりを振り返っていきます。
負債が膨らみ正常な判断を失う
勝ち逃げで満足できなくなる
一日での大きな負けを経験した後も勝ち逃げのルールを曲げずに取り組んだかというと実はそうではありません。
トータルとして負けているので、少しでも勝ちを増やしたいという思いで勝ち逃げできなくなっていきました。
勝ったときは気分が良いのでそこで止められるわけもなく、さらに賭けるようになっていたのです。
負けてばかりの日々
賭ける回数が増えれば増えるほどギャンブルというのは負けやすくなるものです。
正直基本的に負けてばかりの日々を過ごすようになっていました。
その結果借金をしてまで競馬をするようになり、生活が完全に乱れきっていましたね。
崩壊は些細なところから
正直ここまで狂った生活をするようになるとは思っていませんでした。
軽い気持ちで始めた競馬でしたが、気付けば自分では歯止めのきかない領域まで進んでいたのです。
何事も小さなところから最終的には大きなものに発展します。
取り返しがつかなくなる前に離れることができたのは良かったと思います。
私がやめられた理由
どうしようもない負けを経験した
私が競馬から離れたのはどうしようもないくらいの負けを経験したことが一番の理由だと思っています。
たった2分で今では信じられないくらいの額を失い負けて目の前が真っ暗になった感覚を味わいました。
所持金もなく夢も希望もないとはまさにこのことかという状態でした。
勝ち目がないと思い知った
なんとかしてギャンブルで勝てないだろうか
そう考えて今回話してきた勝ち逃げ作戦などのように色々試行錯誤してきました。
しかし100%競馬で勝つということは不可能なのだと思い知りました。
どうしても運要素が入ってくるため、ギャンブルをいくら頑張って必ず勝てるわけではない。
それならば他のことに時間を使ったほうが良いだろうという考えになりました。
今やめないとダメだと痛感した
正直何度も競馬をやめようと思うことはありましたが、今回ばかりは本気でやめないといけないと思いました。
毎回本気で思っていたのですが、覚悟が違ったような感覚です。
また周りにともにやめていく仲間がいる環境というのが大きい味方になっています。
一人ではやめられなかっただろうという場面も多くありました。
本当に感謝です。
まとめ
勝ち逃げしてギャンブルで利益を得ようというのは失敗に終わりました。
正直ギャンブルで100%勝つ方法は存在しないと思っています。
そして負けると熱くなる性格のため、ギャンブルをしてはいけない人間なんだと気付くことができました。
皆さんも十分注意してほしいと思います。
読んでいただきありがとうございました。