エピソード

【エピソード】私がギャンブル依存に陥った日

みんなどうやってギャンブルに依存していったのだろう?

本記事では私がギャンブルに依存した日を振り返りお伝えします。

本記事の内容

  • ギャンブル依存に陥った日
  • 依存前の生活
  • 依存後の生活

ギャンブルを始めてしばらくは適度なギャンブル頻度だったと思います。

それからなんとなくギャンブルのことを考える時間は増えていましたが、それでもまだ自分でセーブしていた時期が長く続いていました。

しかし今回ご紹介する1日で明らかに私と競馬の距離がぐっと近づき依存症へと陥ったのです。

ぜひ反面教師にしていただければと思います。

ギャンブル依存に陥った

私がギャンブル依存へと陥ったのは大逆転した1日がキッカケでした。

大逆転劇

社会人1年目のときの出来事です。

平日の仕事のきつさから、週末は競馬でリフレッシュする生活が続いていました。

いつものように朝から競馬をしていましたがなかなか当たりません。

ネット競馬のため金銭感覚もないまま次々にお金を賭けており、気付けば口座のお金を使い果たすところまできていました。

『これで当てればいいんでしょ』

当時は本気でそう思って、口座の全財産を賭ける勝負をしたのです。

感じたことのない優越感と豪遊体験

結果としては、見事的中しました。

これが不幸の始まりだとは当時は知る由もありませんでした。

『オレは競馬で勝てるんだ』

この経験をしたことで脳がそのように錯覚し、このときから競馬というものを得意だと思いこんでしまったのです。

その日は勝ったお金で美味しいものを食べたり買いたかったものを買って充実した一日を過ごしました。

競馬をやればこんなに良い生活ができるのか。

勘違いは止まるはずもなく、そこから毎週のように競馬をする生活が始まったのです。

大金負けがトドメに

しかし人生はそううまく進むはずもなく、すぐに大金負けを経験し勝っていたお金も全て失いました。

それでも私は前向きでした。

オレは競馬の才能があるんだから必ず取り返せる!!!

成功体験があった私はいつでも前回のように逆転して勝てると思っていました。

そしてそのままギャンブル沼に落ちていったのは言うまでもありません。

依存前の生活

依存前はギャンブルが趣味で楽しむことができていました。

適度なギャンブル

ギャンブルと出会ってからすぐに依存状態になったわけではなく、2年間ほどは適度にギャンブルをしていました。

というのも個人的に忙しい時期ということもあり、予想する時間もなくそこまで競馬が楽しいということを知らなかったからです。

今思うと当時の私はまだ競馬以外に優先すべきことを持っていた状態でした。

この状態のままならばギャンブルをやり続けることも可能だと思います。

自由な時間でギャンブルをしない選択肢があった

依存とそうでない場合の違いとして、自由な時間にギャンブルをやらなくても我慢できるかということがあります。

依存する前の私はたとえ暇な時間があっても他のことをしていたこともありました。

ギャンブルができるときには必ずやっていたわけではありませんでした。

徐々に増えていく

しかし徐々に競馬の頻度が増えていくのを感じました。

それは仕事でのストレスやイライラから始まったように思います。

日常生活で壁にぶつかったときのストレス発散方法が競馬になりつつありました。

今思うとこの頃から狂い始めていたのかもしれません。

ギャンブルをやらない日が減ってきたら注意が必要だと思います。

ギャンブル依存後の生活

そして依存した後は狂ったようにギャンブルをし続けました。

ギャンブル中心の生活

一度快楽を覚えたらその後は依存になるまであっという間でした。

しかもどんどん依存度はひどくなっていき、掛け金もあっと言う間に万単位、十万単位になりました。

正直当時は他のことなんてどうでもよかったですし、ギャンブルで勝つことに全てを捧げていました。

こうなると取り返しがつかなくなりますね。

いつか取り返せるという一心

それほどまでにギャンブルを中心に生活していたのは、いつか必ず取り返せるという自信があったからです。

恐ろしいことにいくら負けようが捲れるんだと本気で思っていました。

最初の逆転経験がいつまでも邪魔をしていたのです。

成功体験を記憶から抜き去ることが一番の試練かもしれません。

バレる前に・・・

もう一つ私の内面にあったのは

バレる前に取り返さないと・・・

という心理でした。

全財産を失うほどに競馬にお金を使っていたのですが、私は周囲にはその話はしていませんでした。

物欲もなく普段はあまりお金を使わないので、周囲から見たらたくさん貯金があると思われていたと思います。

そしてそのイメージに合わせるように競馬でお金を取り返さなくてはいけないという焦りがありました。

まとめ

ギャンブル依存症に陥ったキッカケとなった日をお伝えしてきました。

成功体験と、大きく負けて取り返さなくてはいけないと思った2日間が私の競馬への依存度を上げたのですね。

一度依存するとそこからは加速度的に依存していくものです。

自分自身の現状を冷静に捉えて依存にどっぷりハマらないように注意してくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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