ギャンブルは楽しいけどやり過ぎると依存症になって破滅するし、かといって全くやらない生活にするとそのギャップから盛大にスリップしてしまう。ちょうど良い距離感を保っていきたいんだけど・・・
ギャンブルとの距離感に悩む方に向けた記事です。
本記事の内容
- ギャンブルとの適切な距離感
- スリップを招くケース
- やめることがゴールではない
私もギャンブルとの距離感がずっと近くて、長い間ギャンブル依存症に陥っていました。
しかし急激にやめようとしたところ、一気に離れすぎてストレスで再発することもありました。
そうした経験を経たことで、今では適切な距離感を保ちつつ行動を変えていくことができています。
ギャンブルとの適切な距離感
適度がベスト
ギャンブルに依存してしまう方に多い考え方ですが、極端な状態を好みがちです。
勝ちか負けかをはっきりさせたいというのもその一つです。
しかし極端という状態はあまり良くないことだということにギャンブルをやめてから気付きました。
以降では距離感が近すぎる場合と遠すぎる場合それぞれについて説明していきます。
近すぎる場合
距離感が近すぎる場合について考えます。
○○が大好きすぎていつも一緒にいたい
ギャンブルの場合は常にギャンブルのことを考えて過ごすようになります。
当然ながら他のことに悪影響を及ぼすのですが、当事者はギャンブルに夢中でそのことに気付けません。
その結果多くのものを失ってしまうのです。
遠すぎる場合
逆に遠すぎる場合について考えます。
とにかく○○とは距離を置かなきゃ!
ギャンブルをやめたいという気持ちだけでひたすらギャンブルを禁じようと努力します。
しかしそれだけ離れてから必ず反動がやってきます。
せっかく離れたのに近づきたくなってストレスで爆発するのです。
スリップを招くケース
無理があるものは続かない
絶対に何があろうともギャンブルをやめてやる!
そう決心できるのは素晴らしいことですが、無理があることは続きません。
数十年間ギャンブルを毎日していた人がいきなりギャンブルを全くやらない生活になれると思いますか?
もしかしたら可能な人もいるかもしれませんが、普通は厳しいと感じますよね。
無理な計画は立てないほうが良いです。
長期的に続けられないことは続かない
ギャンブルをやめると決めて、それをいつまでやめるのかということです。
今年中ですか?10年間ですか?一生ですか?
多くの方は一生やめたいと考えると思います。
それならば一生続けられるようなことを取り組む必要があります。
今だけ我慢してやる
そのような一時的な我慢などでは大きな効果が得られません。
長期的に行動できることかどうかの基準を大事にしてください。
本当にやりたくなければ続かない
ギャンブルの代わりの行為を見つけて、それを続けてみようと思ったとします。
その行為はあなたが本当にやりたいことなのかを考えましょう。
ギャンブルから離れるために一時的に立てていることもあります。
もちろん飽きたら離れれば良いのですが、無理してやりたくないことを続けていく必要はないと理解しておいてください。
やめることがゴールではない
あなたのゴールは?
人生のゴールは人によって異なります。
あなたのゴールは何でしょうか?
これを決めずに生きているのは、目的地を決めずに走っているのと同じです。
ぜひゴールを定めてほしいと思います。
もちろんそのゴールは途中で変わっても構いません。
あなたの最後を想像する
ゴールを決めるときにはあなたの葬式を想像してみてください。
多くの知り合いが参加しているなかで、あなたはどのように語られたいでしょうか?
その姿があなたの目指すべき目的地です。
そしてその目的地にたどり着けるだけの時間は残されているのです。
そう考えると今すぐに行動して進み始めようと思うのではないでしょうか?
前に進み続ける
目的地が決まれば、あとはそこにたどり着けるように自分自身をコントロールしていくのみです。
多くの方は目的地を持たなかったり、持っているのに違う方向に進んでいます。
今のあなたは目的地が見えてそこに向かうためのエネルギーも持ち合わせています。
あとは自分自身を常にコントロールしてあげて、ゴールまで導いてあげてください。
まとめ
何事も距離感というのは重要であり、ギャンブルをやめるにおいても適切な距離感を取ることが必要です。
ついつい近すぎたり遠すぎたりしてしまいますが、本記事の話を参考に是非ともベストな距離感を保ち続けてみてください。
読んでいただきありがとうございました。