自分との向き合い

ギャンブル依存症だった期間は足を溜めていた必要な時間

ギャンブル依存症時代は本当にムダだった。もっと有意義に過ごしていたら今頃は違った人生だっただろうなあ・・・。

誰もがそのような想いに駆られる時があると思います。

しかしギャンブル依存症時代の時間はあなたにとって必要な期間でした。

本記事の内容

  • ギャンブルに依存した期間の意味
  • 認めたくない理由
  • 10年後の自分

ギャンブルに依存していた期間は人それぞれ異なります。

しかしどの人の人生にとってもそれは必要な期間だったのだと思います。

そしてその必要な期間を経たからこそ、これから思い切り突っ走ることができるのです。

ギャンブルというムダな時間を過ごした自分はもうだめだと思う前に本記事を読んで前を向いてみてください。

ギャンブルに依存した期間の意味

自分の弱さを知った

ギャンブルの依存していた頃の私は弱さの塊でした。

  • 嫌なことから目をそらす
  • 短期的な利益を追う
  • 責任を負わない

もともとそのような生き方をしていたことが、ギャンブルにより明らかになりました。

借金をしてどうにもならなくなったことで目を向けざるを得なくなったのです。

底を経験できた

間違いなくあの頃は人生の底だったと思います。

お金もなくなり人間関係もなくなり夢も希望もやりたいこともありませんでした。

どうして生きているんだろう?

本気でそう考えたこともありました。

あれを知っているから今どれだけ辛いことがあっても乗り越えることができています。

痛みが分かる

人の痛みが分かるようになりました。

人は本当に辛いときはどうしようもなくなるんだということを身を以て学びました。

気合いや根性では乗り越えられないこともあります。

そうした苦しんでいる人に寄り添い救いの手を差し伸べてあげる人間になれました。

認めたくない理由

ギャンブルのない人生を送れたと思っているから

いわゆる後悔です。

どうしてギャンブルに手を出してしまったんだろう

過去の自分を後悔し、もっと良い人生が送れたはずだと思っているのです。

この思いを抱かない人はほとんどいないと思います。

しかしこれが前に進むうえでのブレーキになっているのです。

幻想に過ぎない

その思いは幻想に過ぎません。

たとえギャンブルに出会わなかったとしたら、あなたは一生自分の内面と向き合わずに生きていたかもしれません。

ギャンブルにより自分を見つめ直す機会をもらったので、今こうして変化しようと思えているのです。

ギャンブルがなかったらもっと幸せだったという幻想に惑わされないようにしましょう。

幸せになれば全てOK

あなたが過去のギャンブル依存時代に囚われているのはなぜでしょう?

それは今の生活に不満があるからです。

いま幸せでたまらないという状態ならば、過去がどうあろうと気になりません。

つまり解決策はこれからを幸せに生きることなのです。

過去はいくら振り返っても変わりません。

10年後の自分

今の生活は適切か?

10年後の自分を思い浮かべてみてください。

いったいどういう姿でどういう生活を送っているでしょうか?

仮にそのイメージが自分のなりたい姿と違うならば今の生活を変えなければなりません。

このまま過ごしているとあなたがイメージしたような姿になります。

常に長期的目線を持っておく

幸せな人生を送るために「長期的目線」は必須です。

一日一日はその瞬間に集中しなければなりません。

しかしそうして向かっている先が全く見当違いだったら今やっている努力は無意味です。

10年後になりたい姿にたどり着けていないでしょう。

行き先を決めてそのために今日一日を全力で生きることが幸せへの向かい方です。

究極は人生の最期

例として10年後というお話をしましたが、究極はあなたの最期を決めておきましょう。

こうやって関わった人に看取られたい

その姿があなたが本当に目指したい最期です。

おそらくそれは最期まで達成されたかは分かりませんが、人生の最期に自分自身で振り返ることができます。

ギャンブラーというイメージで終わりたいですか??

まとめ

過去はあなたの人生において足かせになります。

不必要な過去は考えず、今と未来に注目していきましょう。

実現したい未来を実現できた日には過去なんてどうでもよくなります。

そうと分かったら早速の未来の自分を思い描き今日の行動に移しましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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